ボツリヌス療法で痙縮は完全に治りますか?
ボツリヌス療法により、痙縮そのものが治るわけではありませんが、治療によって痙縮がやわらぎ、日常生活動作(ADL)やリハビリテーションを行いやすくなることが期待できます。
ボツリヌス療法はずっと続けなければなりませんか?
ボツリヌス療法の効果持続期間は通常3~4ヵ月間で、効果は徐々に消えていきます。治療を止めると痙縮は元の状態に戻ってしまいますので、年に数回、繰り返しボツリヌス療法を受ける必要があります。ただし、治療間隔や治療期間は人によって異なりますので、医師と相談してください。
ボツリヌス療法を受ければ、リハビリテーションは行わなくてもよいですか?
ボツリヌス療法によって痙縮がやわらいでも、リハビリテーションを行わなければ機能の回復は望めません。したがって、リハビリテーションはそのまま継続してください。リハビリテーションとボツリヌス療法を一緒に行うことによって、より日常生活動作(ADL)などが行いやすくなることが期待できます。
ボツリヌス療法を受けたあとに、日常生活上の制限はありますか?
注射当日は、注射部位をもむことや入浴、激しい運動などは控えてください。注射の翌日以降は、特に日常生活上の制限はありません。
ボツリヌス療法を受けている
患者さん・ご家族の方ですか?
このサイトは、グラクソ・スミスクライン社のボツリヌストキシンによる治療を受けている患者さん、ご家族を対象としています。掲載された情報は、あくまで一般的な解釈に基づいており、特定の手技等を推奨するものではありません。ご自身の診断および治療方法については、必ず医師とご相談ください。
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