手足の動きを改善するためには、リハビリテーションを続けることが大切です。手足のつっぱり(痙縮 けいしゅく)の治療を行っている患者さん向けの、自宅でできるリハビリテーション(ストレッチ)をご紹介します。
気になる症状がある場合は、医師に相談ください。
< 肩の脱臼・亜脱臼について注意を受けている方 >
実施しても問題ないかどうか、まず医師、または療法士の先生にご相談ください。
両手を組んで肘をまっすぐ伸ばします。
腕をゆっくりと床まで下ろします。
そのまま腕を天井に向けて、ゆっくりと持ち上げます。
まひ側の手のひらに反対側の親指を入れ、残り4本の指で下からつつみこむようにします。まひ側の手首を握ると、肩を痛めることがあるので注意してください。
両手を組んで肘を曲げます。
勢いをつけずにゆっくりと肘を伸ばします。
仰向けで、両手を組みます。
※うまく手を組めない場合は、まひのない手で、まひ側の手を包み込むようにします。
肘を伸ばし、勢いをつけず、両手をゆっくりと頭の上まで上げます。
仰向けで、胸の上に両手を組みます。
※うまく手を組めない場合は、まひのない手で、まひ側の手を包み込むようにします。
天井に向けてゆっくりと肘を伸ばします。
痙縮(けいしゅく)の診断や治療を行っている病医院があります。
手足のつっぱりでお悩みの方は、医師にご相談ください。
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