現在ボツリヌス療法を受けているか、過去に受けたことがある方
現在ボツリヌス療法を受けているか、過去にボツリヌス療法を受けたことがある場合(他の医療機関も含む)は、ボツリヌス療法を受けた疾患名、時期、投与量をお申し出ください。
全身性の筋力の脱力を起こす病気(重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症など)がある方
ボツリヌス療法は、これらの病気を悪くすることがありますので、このような方は治療を受けられません。
この薬を以前に使用し、発疹などのアレルギーを経験したことがある方や、アレルギー体質の方
喘息など慢性的な呼吸器の病気がある方
妊娠している方、妊娠している可能性のある方、授乳中の方
現在使用中の薬がある方
同時に使用できない薬があるため、使用中の薬は、市販薬を含め全て医師に申し出てください。
特にアミノグリコシド系の抗生物質、パーキンソン病の治療薬、筋弛緩薬、精神安定剤などの投与を受けている方は、医師に申し出て、指示に従ってください。これらの薬は、ボツリヌス療法と同時に使用すると、効果が強くあらわれることがあるため、十分な観察のもとで投与を行う必要があります。
注射した薬が必要な範囲外に広がるのを防ぐため、注射後数時間は注射部位をもまないでください。
注射した当日は、入浴や激しい運動など、血液の流れを増加させるような行為は控えてください。
女性は治療後2回の月経が終わるまでは適切な方法で避妊してください。
男性は治療後3ヵ月が経過するまで、バリア法(コンドーム)を用いて避妊してください。
ボツリヌス療法によって活動的になったり、筋力のバランスが変わることで、転びやすくなることがあるため注意してください。
他の病院(医院)や診療科などを受診する際は、必ずボツリヌス療法を受けていることを医師にお伝えください。
ボツリヌス療法を続けていくうちに、ごくまれに体内に抗体が作られ、治療効果が弱まることがあります。
複数回の治療を受けた後にこれまでと同じような効果を感じられない場合には、医師に申し出てください。
※検査により抗体の産生が確認された場合には、治療が中止されます。
ボツリヌス療法を受けている
患者さん・ご家族の方ですか?
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