痙縮 (けいしゅく)以外の後遺症

編集協力:慶應義塾大学 名誉教授 木村彰男 先生

脳卒中の発症後に起こる身体のさまざまな障害は一般に、脳が障害を受けた部分により、異なります。手足のつっぱり(痙縮 けいしゅく)のほかにも、次のようなものがあります。

まひ(片まひ)

まひ(片まひ)は、脳卒中の後遺症で最も多くあらわれる障害です。脳が障害を受けた部分の反対側の手足に症状があらわれるのが特徴です。足のまひが原因で歩きにくくなったり、転倒しやすくなったり、手指のまひが原因で字がうまく書けなくなったりします。

言語障害

口やのどの筋肉にまひが起こると、ろれつが回らず、言葉がうまく話せなくなります。また、脳の障害のため、話そうとしても言葉が出てこなかったり、読んだり聞いたりした言葉が理解できなくなります。

そのほか

中枢性疼痛、感覚障害、嚥下障害、排尿障害、認知障害、体力低下、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、うつ状態などがあります。

ページトップへ